地蔵尊ですね。
日本人は昔から子供を大切にしており、大抵安全を願ってそのようなものが置かれています。
地蔵尊だけではなく、当然小さな神社もあったりするのです。
大阪の中心部にある東天満公園には、小さな神社があります。
ポケモンGOでは『巳様神社』とされており、当然大きな木が祀られています。
この銀杏の木は昔雷が落ちたという事で、この辺りでは守り神的な存在でもある凄い木なのです。
今もその形跡は残っておりますので、是非見に来てください。
場所は帝国ホテルの前にある公園ですから、すぐに調べられると思います。
それでその小さな祠のある神社ですが、最近少し柵が新しくなっておりました。
一見してすぐにわかりますね。
もしかしたら最近ではなく、去年の台風辺りで壊れていたから直していたのかもしれません。
あくまで私が気が付いたのが最近だったという話です。
昔の写真もあります。
これは2017年1月28日に撮った写真になります。
この頃は、この神社がどういうものか分かりませんでした。
脇にお地蔵さんも置かれており、神社というよりはやはり地蔵尊に近いものかと思っておりました。
まあ明治までは神仏習合という事で、神社でも地蔵尊でも差はないのですけれどね。
この写真で見れば、雷が落ちて裂けている幹が少し分かります。
とにかくしばらくはただの地蔵尊かと思っていたのですが、ある時これは神社だとハッキリ分かりました。
2017年4月12日の写真です。
注連柱の横の木に、しっかりと『大物主大神之璽』(おおものぬしだいじんのしるし)とハッキリ書かれていたのです。
これは間違いなく神社です。
仏教系の色が強く残ってもいませんね。
仏教系が強く残っている神社は、『○○大明神』と書かれています。
稲荷神社なんかがそうですね。
朱色の柵でもありませんし、これは完全な神社だったのです。
で、木を祀られている神社とするなら、大抵は巳様という事になるわけですが、さてここは『オオモノヌシ』が祭神だそうです。
早速調べてみる事にしました。
大国主と同一視されていたり、或いは国造りの仕上げに必要だった神様という所でしょうか。
神武天皇の后の父親という事であります。
天変地異や疫病を鎮める神様のようで、『落雷にも耐えた木ですから雷神』というよりは天候全てから守る神様ですね。
今では柵も新しくなり、尚銀杏の葉はしっかりと生い茂り元気です。
ちなみに私は此処で拾ったギンナンを食べました。{笑}
きっと私にも、天候と病気を操る力がついたことでしょう。
『大物主大神之璽』という文字は上の方に小さくなりましたが、かなり見やすくなっていますね。
そう言えば数カ月前だったでしょうか。
此処で何か祭事が行われていました。
もしかしたらあの時に綺麗な柵にしたのかもしれません。
大物主と言えば『大神神社』だそうですが、関係はあるのでしょうかね。
それとオオモノヌシは『国造りの神』という以外にも『蛇神』だそうで、巳様神社というのは間違いではないようです。
関係する話を色々見ていると、白蛇ではなく黒蛇かもしれませんが‥‥
そんなわけで、東天満公園にある大物主大神神社が少し綺麗になった話でした。
写真が少し傾いているのは気にしないでください。
ポケモンGOでレイドバトルをしながら撮ったのです。
右手でポケモン、左手でカメラといった感じです。
ちなみにこの大物主大神神社は、少し前まではただのポケストップでしたが、今年ジムにグレードアップしました。
この公園にはジムが2つとなっています。