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2017年3月31日金曜日

【神社ブログ】ほとんどの神社で見られる摂末社 稲荷神社が置かれる理由は?稲荷神社から見てとれるその神社の方向性

神社巡りをしていると色々な事に気が付きます。
その中で、今日は稲荷神社について少しお話をします。

どこの神社に行っても大概摂末社として稲荷神社が置かれています。
その理由はおそらくこういう事ではないでしょうか。

鳥居

鳥居を奉納してもらう為ですね。

例えば神社にお願いに行ってそれが叶った時、人は当然『お礼がしたい』と思うわけです。
しかしいざお礼をしようと思ってみても、何ができるのか分かりません。
でも稲荷神社があると、『鳥居の奉納』という手段が考えられます。
神社側としても、実際はお賽銭を入れてくれれば楽なのでしょうけれど、お礼する側としてはどうしても何か残したいという気持ちにもなります。
私もそうですね。{苦笑}
お金が有れば狛犬とか何かの石碑とか、置いてもらいたいと思いますよ。
でもそういうのってやっぱり順番があると言いますか、何の石碑にするのかとか、狛犬は別に取り換える必要が無ければ取り換えません。
既にある狛犬を奉納した人の立場もあるでしょう。
だからそういうのは無理なのです。

そこで稲荷神社の鳥居となるわけです。
これは伏見稲荷の千本鳥居に代表されるように、奉納される為にあるわけです。
だったら稲荷神社を摂末社に置き、鳥居を奉納してもらうという対応は当然考えられるものなのではないでしょうか。

さて、そんなわけでほとんどの神社で見られる稲荷神社ですが、色々見ていると面白い事に気が付きます。
一言で稲荷神社と言っても、やはりそれぞれに違いが見られるのです。
例えば狛犬が置かれている稲荷神社もあります。
白狐が檻に入れられている神社は多いです。
メインの鳥居が朱色でなかったり、柵やその他に朱色が使われていない場合もあります。
白い蛇が置かれている所もあれば、それが白い龍だったりもします。
この辺りでその神社がどういう方向でやってきたのかが見えてくるのです。

例えば白狐が檻に入れられているというのは、獣は獣として扱っている感じがしますよね。
白い蛇がいるかいないかで、巳さんとしての稲荷神社なのかそうでないのかも見えてきます。
狛犬が置かれていたり、朱色が使われていないと、神仏分離がしっかりとされた神社なのだと感じます。

私個人の勝手な解釈ですが、稲荷神社自体仏教要素や、或いは他の宗教の影響を強く受けている神社に感じます。
私の極めて浅い神社知識と、色々巡っていて感じる直観、たったそれだけの理由ですけれどね。{笑}
でも多くの神社が必ずと言っていいほど摂末社に稲荷神社を置き、なのに印象が大きく違うのですからやはり何かがあると思うのです。
天神社や祖霊社なんかも結構あったりしますけれど、違和感は覚えませんからね。

朱色に魔除けや命といった意味を持つのは仏教の考えですよね。
巳さんを白瀧大神、すなわち白い龍に変えていったのはキリスト教の影響ではないかと勝手に思っております。
神道や仏教では蛇は神だったりしますが、キリスト教では悪魔ですから。
巳さん、白瀧大神、そして今の稲荷神社、そのウエイトの差でその神社が分かるような気がするのです。
例えば狐を檻に入れ、巳さんが飾ってある神社では、伝統を重んじる神社に感じます。
朱色の柵で囲い、白狐がいる普通の稲荷神社は仏教系の教えが強く残っているのではないでしょうか。
白い龍を推していたら、 近代的というか、新しいタイプではないかと感じます。

まあこれらは私が勝手に思っている事ですので、全然違う可能性も高いです。
ただ、違いがあるという事は、そこにきっと何か理由や思惑があるはずです。
それを考えるのもまた面白いですよ。
神社に行く時は、是非摂末社の稲荷神社に注目して見てみてください。

2017年3月30日木曜日

【神社ブログ】『オススメ』素盞烏尊神社で萌えキャラ発見!これは現代に降臨した天照大神ちゃんか?

本日ご紹介するのは、 素盞烏尊神社(通称浦江八坂神社)です。
とにかく私がもう一度行きたい神社です。{笑}
※この記事をアップする前に確認の為に行ってきました。
オタク魂が行きたいと言っているのです。

その理由は、写真を確認していたら萌えキャラを発見してしまったからです。

その萌えキャラがいるのが遥拝所です。
遥拝所とはお伊勢参りに行けない人が代わりに参拝する場所ですよね。
つまりそこにいる萌えキャラと言えば、 間違いなく『アマテラスちゃん』ではないでしょうか。

素盞烏尊神社

これがその遥拝所の写真です。
何処にいるのか分からないですか?

素盞烏尊神社

ほらこの枝を切った跡の所、茶色い髪のボブで少しパーマも入っているでしょうか。
茶色いマフラーに白をベースにした服とスカートで、スカートのスソの部分が茶色の女の子が、梅の花でも見上げているのでしょうか。
右手を掲げて『手のひらを~太陽に~♪』みたいなポーズをしているように見えませんか。
手のひらを太陽に?そして女の子‥‥

間違いなく天照大神が、アマテラスちゃんとして現代に降臨したに違いないのです。{笑}

そんなわけで、オタクの聖地となるかもしれないこの素盞烏尊神社はオススメです。
オタクならこの姿が現れている間に絶対に拝みに行っておくべきですよ。

※気になったので実際にもう一度行ってみました※


やや下にセミの抜け殻があるのが気になりますが、どうですか?
この枝を切った丸い部分が遠くから見ると鏡のようで、あちらの世界を映し出しているようです。
そしてそこには、こちらに手を伸ばしている女の子がいるのです。


分かりやすく線を入れてみるとこんな感じです。


或いは目を開けているバージョンにも見えます。
右目は開けて、左目は閉じてウインクしているようにも見えますね。
実際に色々な角度から見てみましたが、角度によって表情が変わるようでした。
髪型も、長く見えたり短く見えたり、或いはマフラーかと思った部分が左手に見えたり色々です。
前回はもっと寒い時に行ったのでマフラーに見えましたが、2度目に行った時は左手に見えました。

セミの抜け殻も気になりますが、素盞烏尊神社に行くなら今がオススメです。
みんなでアマテラスちゃんに会いに行きましょう。{笑}

ちなみに場所は‥‥
住所:大阪府大阪市大淀南3丁目3-25
だそうです。

JR大阪駅から歩いて20分くらいでしたね。
大阪駅の改札を出て北側に出ると、ビルの1階内にあるバス乗り場が有ります。
そこから左(西)に真っすぐ行くと踏切が有り、それも越えて更に真っすぐ行きます。
2つ目の大きな交差点で、前にも左にも高架下が見える所まで来たら、その右奥の区画の公園内にある神社です。
そのまま真っすぐ交差点にある建物沿いに進み公園に入れば右手に見えてきます。

【神社ブログ】『オススメ』大阪天満宮はこの辺りでは特別!日本三大祭りである天神祭りも花火が凄い!

オススメするならどの神社なのかと考えた時、大きな神社を推すのは基本的に止めようかと思っていました。
しかし実際に他の神社と同じように回ってみたら、やはりいいものはいいと言うしかないですよね。

大阪天満宮

こちらは大阪天満宮の表門入口です。
門柱も他とは比べものにならないくらい大きくて、スケールが違います。
それでも境内の広さで言えば、他にも結構これくらいの所はありました。
ただ、他ではこの大きさは無いと感じたものがあるんですよね。
その何より大きいと感じたのは‥‥

大阪天満宮本殿

本殿です。
概ね大きな拝殿が有っても、その後ろに通路的な幣殿というのでしょうか。
とにかく拝殿の幅の三分の一程度の本殿が通路的なもの(幣殿?)によって繋がれているのが大半の神社でした。
もちろん大きな所はまだまだ沢山ありますが、街の神社レベルだとこれは大きいです。
流石に日本三大祭りを行っている神社だけありますね。
当然広くて摂末社も多いし、石碑など歴史的なものも沢山あるので見どころも多いです。

ただ、それだけなら大きい神社という事で終わるのですが、私が色々な神社を廻って違うと感じたのは、参拝者の多さです。

そうですね、平日に色々な神社を廻ると、ほぼボッチなんです。{笑}
数人参拝者と出会うことはあっても、まあ写真を撮る時人が入らないようにとか考えて撮る必要はありません。
まあ入ってもそれはそれで現場報道をしているわけですから事実を伝えているので良いのですが、このサイトは写真サイトとしての部分も持っているので、できれば人のいない所が撮りたいわけです。
でも大阪天満宮はなかなかそれが難しいのです。

逆に言えば、参拝者が多くて参拝はしやすい神社です。
自分だけだとちょっとドキドキする神社もありますよ。
まあお寺じゃないので入れるのは入れますけれどね。
ちなみにお寺は門が開いていても入れない所は入れません。{汗}
神社って公園的要素もありますが、お寺はやっぱりお墓ですからね。
ちょっと休んだり散歩したりという風にはならないのです。

そんなわけで、大阪天満宮は子供達も遊んでいたりしますし、ちょっと公園に散歩に出かけるくらいの気分で廻る事のできる良い神社です。
ちょっとのお出かけ気分で行ける人は、是非一度訪れてみると良いと思います。

そうそう、書き忘れていましたが天神祭りの時は当然良いですよ。
花火がとにかく綺麗です。
お祭りの日には是非一度足を運んでみてください。

2017年3月29日水曜日

【神社ブログ】神社は正しい歴史を記録しておく所 神社を巡ると真実が見えてくる

神社に行くと、色々と気になるものが有ったりします。
そしてそんな神社を巡っていると、色々と昔の様子が見えてくるようになります。
今日はその中の一つをご紹介します。

いくつも神社をはしごしていると、時々見かけるのが戦争に関する石碑です。
沢山の人を亡くした時、慰める為のものだったり、或いは戦争の勝利を祝うものもあります。
そんな戦争関係の石碑の中で、最も目に留まったのが『日露戦争』関係のものです。

菅原天満宮日露戦後記念標

菅原天満宮にある日露戦後記念標です。

八坂神社明治三十七八年戦役紀念碑満州事変出征軍人

八坂神社にある明治三十七八年戦役紀念碑です。
右側の小さいのは満州事変出征軍人と書かれているようです。

恵美須神社明治三十七八年戦捷紀念碑

恵美須神社にある明治三十七八年戦捷紀念碑です。
※ 『戦捷』⇒『戦勝』

恵美須神社乃木将軍廿五周年記念

日露戦争で活躍した乃木将軍廿五周年記念碑です。
読み取れない文字『廿』は『亡』に見えてしまいました。{苦笑}
調べてみると二十五周年だとか。
『廿』この字で『二十』と読みます。

これらを見て思うのが、日本にとって日露戦争とはとても大きな出来事だったという事です。
日清戦争の碑はおそらく見た事が有りませんし、満州事変も写真の通り扱いが小さかったりします。
支那事変なんかも見かけましたが、数はありません。
ちなみに第二次世界大戦に関してはそこそこ見ますが、これはまあ皆知っての通り大きな戦争だったので分かるでしょう。
そしてそれ以上に日露戦争に関する碑が多いのは、この戦いがとても大切だったという事です。
負ければ亡国の可能性も有った戦いでした。
そしてこの時の世界に、有色人種国家で唯一日本が入り込んで行った瞬間でした。
明治維新はこの時の為に有ったと言っていいでしょう。

話には聞いていても、昔の話というのは実感がわきません。
しかし神社を巡り何度もこういった碑を目にする事で、その重みが伝わってきます。

神社って、本当の歴史を記録しておく場でもあるのですね。
そんな風に思うと、また色々な神社に行きたくなります。

2017年3月28日火曜日

【神社ブログ】『オススメ』淀川神社には伏兵がいる!神社を守る第三の狛犬!

オススメの神社は何処かと聞かれれば、私は当然『伊勢神宮』と『靖国神社』を挙げます。
理由は話さなくても分かるでしょうけれど、とにかく特別な神社ですからね。
日本人なら必ず一度は参拝しておきたい神社です。

さて、この辺りは当然として、おそらく皆さんが知りたいのはそういう有名所ではないと思います。
ちょっと参拝、ちょっと散歩に、近所に有れば行ってみようかと思える神社ではないでしょうか。
そんな神社を求めて私は神社巡りをしているわけですが、今日はその中でオススメの神社をお伝えします。

最初に言っておきます。
広くない神社ですし、見て回ると言っても10分有れば済みます。
わざわざ電車に乗って出かけ、ここだけ見ていくというのならあまりオススメはしません。
ただ、この辺りは河川敷もありますし、毛馬の閘門も見れますし、少し頑張れば大阪城にも行けます。
むしろ大阪城に観光したついでに行くなんてのも良いかもしれません。

その神社は、『淀川神社』です。



まず、写真のような珍しい神額を見る事ができます。
将棋の駒のような形をしているのは、他ではまだ見た事はないですね。
これはレアという意味でオススメです。
そして何よりオススメなのが、ここには第三の狛犬が隠れているという事です。

拝殿には当然ワンペア2体の狛犬が御神祭をお守りしているのですが、他にも境内のどこかに身をひそめ、神社を守っている狛犬がいるのです。
写真には撮ってきていますし、フリー写真館の方では既に紹介していますが、こちらにはアップしません。{笑}
アップすると探す楽しみがなくなるかもしれませんからね。

もしも淀川神社の近くを通る時は、或いは大阪城に観光に来た時などには、是非寄って第三の狛犬を探してみると良いかもしれません。
私は写真を見てから行きましたが、結構見つけるのが大変でした。{汗}

どうしても見つけられない場合はこちらに写真がアップしてあります

珍しい神額(鳥居についている扁額)を見て、第三の狛犬探しをしてみてください。
もちろん、ちゃんと参拝もしてくださいね。


2017年3月27日月曜日

【神社ランキング】『鳥居ベスト10』少しだけ変わっていると思われる鳥居をご紹介します!

鳥居と言えば神社の顔、神社の顔と言えば鳥居ですね。
私は神社巡りの旅(町中をウロウロして神社をはしご)をしていますが、探しているのはいつも鳥居です。
神社が無くても、鳥居さえ有れば写真を撮る勢いでやっています。{汗}

そんな神社にとって大切な鳥居ですが、色々見て回ると少し変わっているものも見つかりますね。
今日はそんな『少しだけ変わった鳥居』をご紹介します。
ベスト10としていますが、順番はつけていません。
ベスト10ランクインの鳥居のご紹介です。

ちなみに、珍しいタイプの鳥居として、三ツ鳥居冠木鳥居はここでは紹介していません。
確立されている事が知れ渡っているものですからね。


【靖国神社第一鳥居】

靖国神社第一鳥居

さてまずご紹介は、東京の靖国神社の鳥居です。
何が変わっているか、どういう特徴なのかは見れば一目で分かります。
とにかく大きいです。
私だけじゃなく、その鳥居の大きさに目を奪われ写真に撮っている人は大勢いました。
形としては朱色のシンプルな神明鳥居ですが、何度も言いますが大きいです。
ちなみに日本一ではなかったかと思います。
熊野本宮大社にあるのが一番だそうですね。


【櫻宮神社裏門鳥居】

櫻宮神社裏門鳥居

続いては櫻宮神社の裏門の鳥居です。
少し違和感を覚える形をしています。
明神鳥居のようで形は神明鳥居ですね。
明神鳥居にある、上側の横棒に敷かれてある『島木』がありません。
更に『額束』と言われる真ん中の神額部分の縦木も無いです。
横に『貫』も突き抜けてはいません。
なのに笠木に反増があり、両端が斜めにカットされ、縦の柱は円柱、横木は四角になっています。
この鳥居は明神、或いは神明、どちらに分類される事になるのか気になりますね。


【大阪天満宮第一鳥居】

大阪天満宮第一鳥居

大阪天満宮の一番鳥居と言っていいのでしょうか。
神社とはずいぶん離れた町中にあります。
それも珍しいのですが、その色も珍しいですよね。
朱色が色あせたという感じでもなさそうですし、どうしてこのような色にしたのでしょうか。


【大阪天満宮霊符社の鳥居】

大阪天満宮霊符社の鳥居

一見なんの変哲もない普通の明神鳥居ですね。
しかしどこか違和感を覚えます。
笠木と島木が短いんですよね。{汗}
普通島木は貫と同じかそれ以上の長さで、笠木がそれ以上になっているものが多数です。
それなのに明らかに短くてバランスがおかしいです。
これは面白いです。


【大阪天満宮白米稲荷社稲荷奥宮の鳥居】


大阪天満宮白米稲荷社稲荷奥宮の鳥居

これもまたどう判断していいのか難しい鳥居ですね。
稲荷神社で多く並べている朱色の鳥居では見かける事もあるタイプですが、メインの鳥居にしている所は少ない気がします。
シルエットは完全に明神鳥居ですが、島木も無ければ笠木が丸いです。
だから神明鳥居に分類されそうなのですが、『できる限り明神鳥居に近づけました』みたいな鳥居ですね。


【鶴見神社住吉九鬼稲荷祖霊神社の鳥居】

鶴見神社住吉九鬼稲荷祖霊神社の鳥居

何がおかしいんだと言われても、すぐには分からないと思います。
まず、神額に3社の名前が入っているのが珍しいでしょう。
住吉、九鬼稲荷、祖霊神社の名が入っています。
でもそれくらいなら私も紹介するまでには至りませんでした。
もっと変わっている所あるのです。
それは笠木ですね。
普通の明神鳥居の笠木は、真ん中、或いはそれに近い所から上向きに反増が入っています。
島木と一緒に反りが入っていたりもします。
しかしこの鳥居は、島木が終わりそうなギリギリの位置から急に反増が入っているのです。
何か飛行機の翼のようで格好いい感じですね。


【柴島神社仲哀天皇社の鳥居】

柴島神社仲哀天皇社の鳥居

柴島神社境内にある仲哀天皇社の鳥居は、とにかく好きです。
この鮮やかな白さに魅かれました。
形は極シンプルな明神鳥居なのですが、ここまでしっかりと白に塗られた鳥居はこの日まで見た事が無かったです。
この日から私は白い鳥居好きになりましたね。


【蒲田神社白光社の鳥居】

蒲田神社白光社の鳥居

蒲田神社境内にある白光社の鳥居も珍しい色をしています。
黄土色というのでしょうか、茶色というのでしょうか。
祭神が木の切り株の上に祀られているからでしょうかね。
木の色に近い色をしている珍しい鳥居です。
笠木の上の方だけ黒で塗られているのも珍しいですね。


【高津宮第一鳥居】

高津宮第一鳥居

高津宮の鳥居も色が白い鳥居です。
この規模、おそらく木以外でできた鳥居だと思われるのですが、これだけ白いのは初めて見ました。
ただ、色が白い石でできた鳥居という事なら、この後に紹介する鳥居の方が上だと思われます。
しかし高津宮の鳥居は、 笠木に特徴があります。
笠木が2枚重ねられていると言いますか、白い笠木の上にもう1枚、薄くて黒い笠木があるのです。
この前に紹介した白光社の鳥居のように上の部分だけが塗られているだけには見えず、しっかりと三段になっている変わった鳥居です。


【福島天満宮第一鳥居】

福島天満宮第一鳥居

白い石造りの鳥居と言えば、福島天満宮が一番ですね。
真っ白です。
高津宮の鳥居のように黒い部分もありません。
存在感があります。
白い鳥居はいいですね。


大きな鳥居と言えば、明治神宮のものは木造では日本一なんですよね。
ちょっと見に行きたい気持ちになります。
おそらく他にも特徴のある鳥居は全国各地にあるのでしょうが、私は自分の足で少しずつ見つけていければと思います。
また変わった鳥居が見つかったらお伝えしていきます。

2017年3月26日日曜日

【神社ブログ】『オススメ』大阪城の裏手にある小さな神社 その名も石山若宮三吉大明神

大坂城は好きなので今までも沢山の写真をアップしてきています。
※写真はフリー写真館のほうで。
だからそれなりに出かけて撮ってきたつもりでしたが、先日まで知りませんでした。

なんと大阪城の裏手に小さな神社があったのです。
その名も石山若宮三吉大明神です。



しっかりと石柱に書かれていますね。
ただ文字もそうですが意外と新しい気もしますから、おそらく最近できた神社なのでしょう。
しかし‥‥


どうもそんなに最近でもなさそうなんですよね。
写真はフリー写真館の方で撮ったものは全て公開しようと思っていますが、とにかく年季は入っていそうな神社でした。
1枚目の写真でも見てとれますが、献灯台がボロボロになって倒れ掛かっています。
柵とか石柱とか、手入れしているであろう部分だけは綺麗ですが、他はそのまま残して情報を待っているという感じでしょうかね。
もしも大阪城に詳しい人がおられましたら、或いは情報をご存じの方は電話で知らせてあげると良いかもしれません。

私が調べた所、石山神社、若宮神社、三吉大明神と全て存在します。
だからこれらを合わせた神社なのではないかと思ったのですが、三吉大明神の情報を得た時に少し違うのではないかと感じました。

三吉大明神は、なんと地蔵尊と祠を並べて祀られていたのです。
そこで思いました。
この神社は仏教の影響を強く受けている神社なのではないかと。
若宮神社というのは、若い殿様が亡くなられて祀られた事からそう呼ばれている場合がありそうです。
概ねそうなんですかね。
そして山と言えば仏教でいえば本尊を表すものでもあったかと思います。
山号ですね。

つまり、石山の若殿さまである三吉若様をお祀りしている神社で、本人は仏教徒であったか、もしくはかなり関係の深い人だったのではないかと想像します。

よって思うのは、この石山若宮三吉大明神という大阪城裏の神社は、三吉大明神と同じなのではないでしょうか。
だいたい神社に献灯台が置かれている所なんて少ないですからね。
見た目から仏教との繋がりを感じましたし。

ただ、お祀りされていた石は三つあったので、やっぱり石山、若宮、三吉の3社という事かもしれません。
又は三吉の三から石が3つ置かれている可能性も考えられるでしょう。
三吉は、石田三成と豊臣秀吉の事だという可能性も考えられますし、大谷吉継と石田三成の幼名佐吉、そして秀吉で三吉かもしれません。
三成と言えば苗字に石が入っていますから、そこから3つの石となった可能性も考えられます。
石田三成佐吉というわけで、石田三成を祀る神社というわけです。 

全ては私の憶測です。
でもこういう事を色々と想像できるってのはなんだかワクワクしませんか?

観光客が通るルートからは少し外れた所にあるので、平日はほとんど人が来る事はありません。
だから、隠れた観光スポットと言う事で、私のオススメしたい神社の一つですね。

2017年3月25日土曜日

【神社ブログ】『オススメ』大阪城内にある豊國神社境内に白玉神社有り

大坂城内に神社があります。
豊國神社、『ほうこくじんじゃ』と読むそうです。
豊臣秀吉が祀られている神社で、地域が豊かな國となるように、そして豊臣の國という意味がありそうです。

そんな神社の境内の隅に『白玉神社』という社がありました。

豊國神社白玉神社

扁額は3枚並んでおり、真ん中には『白玉神社』、右には『七夕神社』と書かれ、左には2社の名が書かれているようですが読み取れませんでした。

玉○神社が2つ並んでいるようです。
調べてみると『玉繁神社』と『玉春神社』神社だそうですが、見えませんね。{汗}
『玉鷺神社』と『玉裏神社』かと思ってしまいました。{苦笑}

さて、このサイトの最初のブログでどうしてこの白玉神社を取り上げる事にしたのかと言いますと、特にこれという理由はありません。
本当は何かのベスト10を決めてアップしようと思っていたのですが、写真を見ているとこの写真が目に留まりました。

『何この社殿の屋根の形は‥‥』

正面から見ると手前の柱が鳥居のような形になっています。
それは結構よくあるものなのですが、その鳥居で言う所の貫の部分(二本目の横木)から、奥の建物の屋根の部分へと繋がり、綺麗に曲線になっているのが珍しいと思ったのです。

横から撮った写真が無いのが残念ですが、ヤジロベエのような形をしていて面白いですよ。
だいたい屋根は上向きに曲線を描くものですが、下向きに曲がっているのも少ないです。

扁額が3枚並んでいるのも珍しいですし、鳥居で言う貫の突き出た部分に狛犬が彫られているのも面白いですね。
阿吽にもなっているように見えます。

白玉神社は『宇迦御魂神』を祀る稲荷神社で、元は『白玉稲荷神社』だったそうですね。
まるで稲荷感が無いのもまた変わっているのかもしれません。

豊國神社の主祭神が祀られている社殿はコンクリート造りだそうです。
だから駄目だとは言いませんが、やはり神社の社殿は木造建築で有ってほしいと思います。
木造の古い建物だから、わざわざ出かけてでも見る価値があるのです。

とはいえ豊國神社境内には白玉神社があるので、 大阪城に行った際には是非参拝しに行ってほしいですね。
私は近い内にまた行こうと思います。

ちなみにコンクリート造りも逆に珍しいので、そういう意味ではメインの拝殿を見に行くのも良いと思います。
綺麗な建物ですからね。
私は結構好きですよ。

2017年3月24日金曜日

秋華神社御旅所について

このサイトは、秋華(秋山華道)が運営する『秋華神社』の中で、主にブログを扱うサイトです。
神社やその他ブログなどを書いていきますが、更新は極稀かもしれません。

面白きこともなき世におもしろく すみなすものはこころなりけり

サイトマップ
サイトマップこちらになります。※サイトツリー
秋華神社概要こちらになります。※サイトの説明
神社用語集こちらになります。※リアル神社の話
狛犬報道写真館こちらになります。※神社写真等

詳しくは秋華神社トップページでご確認ください。

それでは参拝していってください。⇒参拝していく  参拝しない


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