大坂城は好きなので今までも沢山の写真をアップしてきています。
※写真はフリー写真館のほうで。
だからそれなりに出かけて撮ってきたつもりでしたが、先日まで知りませんでした。
なんと大阪城の裏手に小さな神社があったのです。
その名も石山若宮三吉大明神です。
しっかりと石柱に書かれていますね。
ただ文字もそうですが意外と新しい気もしますから、おそらく最近できた神社なのでしょう。
しかし‥‥
どうもそんなに最近でもなさそうなんですよね。
写真はフリー写真館の方で撮ったものは全て公開しようと思っていますが、とにかく年季は入っていそうな神社でした。
1枚目の写真でも見てとれますが、献灯台がボロボロになって倒れ掛かっています。
柵とか石柱とか、手入れしているであろう部分だけは綺麗ですが、他はそのまま残して情報を待っているという感じでしょうかね。
もしも大阪城に詳しい人がおられましたら、或いは情報をご存じの方は電話で知らせてあげると良いかもしれません。
私が調べた所、石山神社、若宮神社、三吉大明神と全て存在します。
だからこれらを合わせた神社なのではないかと思ったのですが、三吉大明神の情報を得た時に少し違うのではないかと感じました。
三吉大明神は、なんと地蔵尊と祠を並べて祀られていたのです。
そこで思いました。
この神社は仏教の影響を強く受けている神社なのではないかと。
若宮神社というのは、若い殿様が亡くなられて祀られた事からそう呼ばれている場合がありそうです。
概ねそうなんですかね。
そして山と言えば仏教でいえば本尊を表すものでもあったかと思います。
山号ですね。
つまり、石山の若殿さまである三吉若様をお祀りしている神社で、本人は仏教徒であったか、もしくはかなり関係の深い人だったのではないかと想像します。
よって思うのは、この石山若宮三吉大明神という大阪城裏の神社は、三吉大明神と同じなのではないでしょうか。
だいたい神社に献灯台が置かれている所なんて少ないですからね。
見た目から仏教との繋がりを感じましたし。
ただ、お祀りされていた石は三つあったので、やっぱり石山、若宮、三吉の3社という事かもしれません。
又は三吉の三から石が3つ置かれている可能性も考えられるでしょう。
三吉は、石田三成と豊臣秀吉の事だという可能性も考えられますし、大谷吉継と石田三成の幼名佐吉、そして秀吉で三吉かもしれません。
三成と言えば苗字に石が入っていますから、そこから3つの石となった可能性も考えられます。
石田三成佐吉というわけで、石田三成を祀る神社というわけです。
全ては私の憶測です。
でもこういう事を色々と想像できるってのはなんだかワクワクしませんか?
観光客が通るルートからは少し外れた所にあるので、平日はほとんど人が来る事はありません。
だから、隠れた観光スポットと言う事で、私のオススメしたい神社の一つですね。