大坂城内に神社があります。
豊國神社、『ほうこくじんじゃ』と読むそうです。
豊臣秀吉が祀られている神社で、地域が豊かな國となるように、そして豊臣の國という意味がありそうです。
そんな神社の境内の隅に『白玉神社』という社がありました。
扁額は3枚並んでおり、真ん中には『白玉神社』、右には『七夕神社』と書かれ、左には2社の名が書かれているようですが読み取れませんでした。
玉○神社が2つ並んでいるようです。
調べてみると『玉繁神社』と『玉春神社』神社だそうですが、見えませんね。{汗}
『玉鷺神社』と『玉裏神社』かと思ってしまいました。{苦笑}
さて、このサイトの最初のブログでどうしてこの白玉神社を取り上げる事にしたのかと言いますと、特にこれという理由はありません。
本当は何かのベスト10を決めてアップしようと思っていたのですが、写真を見ているとこの写真が目に留まりました。
『何この社殿の屋根の形は‥‥』
正面から見ると手前の柱が鳥居のような形になっています。
それは結構よくあるものなのですが、その鳥居で言う所の貫の部分(二本目の横木)から、奥の建物の屋根の部分へと繋がり、綺麗に曲線になっているのが珍しいと思ったのです。
横から撮った写真が無いのが残念ですが、ヤジロベエのような形をしていて面白いですよ。
だいたい屋根は上向きに曲線を描くものですが、下向きに曲がっているのも少ないです。
扁額が3枚並んでいるのも珍しいですし、鳥居で言う貫の突き出た部分に狛犬が彫られているのも面白いですね。
阿吽にもなっているように見えます。
白玉神社は『宇迦御魂神』を祀る稲荷神社で、元は『白玉稲荷神社』だったそうですね。
まるで稲荷感が無いのもまた変わっているのかもしれません。
豊國神社の主祭神が祀られている社殿はコンクリート造りだそうです。
だから駄目だとは言いませんが、やはり神社の社殿は木造建築で有ってほしいと思います。
木造の古い建物だから、わざわざ出かけてでも見る価値があるのです。
とはいえ豊國神社境内には白玉神社があるので、 大阪城に行った際には是非参拝しに行ってほしいですね。
私は近い内にまた行こうと思います。
ちなみにコンクリート造りも逆に珍しいので、そういう意味ではメインの拝殿を見に行くのも良いと思います。
綺麗な建物ですからね。
私は結構好きですよ。