天神祭りのギャルみこしを見る為に、大阪天満宮に行きました。
そこで目にしたのは色々な『講(講社)』でした。
写真は大阪天満宮の地車講です。
講社とは、宗教・経済・社交上の目的を達成するために組まれた結衆集団の事です。
今回は大阪天満宮の講について少し話すのですが、とにかく数が多くて驚きました。
大阪天満宮を支える地域住民のグループが沢山あったという話ですね。
地車を提供管理し、祭りの時にはその運用も行うのが地車講です。
完全なボランティアというかその辺りは分かりませんが、神社とは地域住民の講が支えているという事なのでしょう。
大阪天満宮は流石に大きな神社で、日本三大祭りを行う所でもありますから、講も沢山ありました。
私が知っていたのは、御神輿の講が2つあったというくらいでしょうか。
境内の北側に神輿庫があり、そこの説明で書かれていましたからね。
他にもあるんだとは思っていましたが、でもまさかこれほど多いとは思いませんでした。
境内をパッと見ただけでも6,7社の講が場所を陣取って神具を公開しておられましたね。
調べてみると、26社前後の講がありそうです。
詳しくは天神祭りのサイトの方に載っていますのでそちらを見てみてください。
大阪天満宮はおそらく特別多いのだとは思いますが、神社が存在する以上支えている講、或いは講のような集まりは、きっといくつもあるのだと思います。
私は特に講のメンバーではありませんが、それでも色々過去に協力した事、手を貸した事はありました。
講に限らず、神社の祭りには地域の住民の多くが協力しているのですね。
そう考えると、神社ってのは単なる一つの宗教の施設と考えると収まりません。
やはり日本の文化そのものなんだなと改めて感じさせられます。
宗教には正直関わりたくないですし、あまり良い印象はないですけれど、神社神道だけはやはり別だなと改めて思わされましたね。
講社をつくり支えている方々、これからも日本の文化を守る為に頑張ってください。
応援しています。