何気なく使っている言葉があります。
『登龍門』
一流大学への合格は狭き登龍門だとか、この登龍門を通過できたものだけが特別な仕事に就けるだとか。
言っている意味は分かりますが、どうしてそういう言葉なのかあまり考えませんよね。
実際に目で見ると考えないわけにはいきません。
実際に登龍門ってあるんですね。
まああるとは思っていましたけれど、何か武道を究めた者だけが入れる所にある門だとか、そういうのだと思っていました。
或いは究めた者だけがその門をくぐって道場から出てこられるんだと理解していました。
でも違うんですね。
『そこを通り抜ければ必ず出世する』って、逆じゃないですか。
支那の黄河上流で鯉などがその下に集まり多くは登り得ないが登れば龍になる故事に基づいているそうです。
元々は今の意味に近い感じがしますね。
目の前の難関、それが登龍門と言われています。
まあでも、この大阪天満宮の登龍門を通るのも、難関かもしれませんが。{笑}
一度登龍門を通ってみたいですね。