今までにも時々紹介しております。
神社の変わった所。
この社殿が個性的だとか、この鳥居は変わっているだとか、そんな記事が過去にあります。
たとえばこんなのですね。
これは豊國神社にある白玉神社&愉快な仲間たち、です。{笑}
いくつかが一緒になった相殿ですかね。
この神社の両脇に出ている屋根が特徴的で珍しいと紹介しました。
覆屋がくっついた形になっているというのでしょうか。
曲線が下向きになっているのがヤジロベエみたいです。
他にも‥‥
大阪天満宮の百度石は、常夜燈と一緒になっていて珍しいです。
数字を数えられるソロバンか何かがついているやつもあるそうですが、それは見た事がないです。
ローラーみたいなのがついているのは見た事があります。
さてそれで今回新しく見つけた珍しいものですが、一つはそんなに珍しくは無かったかもです。
これは恵美須神社の裏門ですが、そこから見えているのは本殿です。
拝殿は瓦屋根なのに本殿は銅葺きです。
まあそれもそこそこ珍しいのですが、探せば結構そういう神社はあります。
私が珍しいと思ったのはそこではありません。
屋根についている千木です。
千木の位置が内に寄り過ぎじゃないですか?
大抵は端にある鬼板の裏側にある印象なんですよね。
それで調べてみたら、意外と少し離れているのがあたり前なんですね。
ここまで離れているのはあまりないですが、珍しいものでは無かった感じでした。
そんなわけで‥‥で終わるのもアレなので、もう一枚無理やり探しました。{笑}
ありました!
この写真です。
これは天神社にある天照皇大神宮外六坐社です。
向こう側の千木が無いとか、鰹木が一本抜けているのではないかとか、突っ込みどころはあります。
でも私が気になったのはそこではありません。
似たようなもんなんですけれどね。{苦笑}
鳥居の下、錆びてエメラルド色になっているのですが、そうなっていない部分が綺麗に段違いなんです。
線が入っていくつかの部分にしっかりと分かれているのですが、向こう側は2枠、こちら側が1枠だけ茶色になっているのです。
どうしてこんな事になっているのでしょうかね。
自然にこうなったのなら、何かメッセージ性を感じますね。
まあおそらく『色を塗りなおそう』という事になって紙やすりをかけていたら結構大変で、『このままエメラルド色で良くね?』となって途中で止めたのだとは思います。
又はそもそも地面が斜めになっているのか、地上部分の長さが違うので、何か処理がされていた可能性もありますけれどね。
そのどちらでも無ければ神様のイタズラなのでしょう。
何にしても、ちょっと珍しい何かを見つけるとテンションが上がります。
みなさんも神社に行く時は『珍しかった探し』をしてみてはいかがでしょうか。
そんなわけで、最近ネタ探しに苦労している筆者でした。{笑}