神社を巡っていると時々出くわします。
上に渡り廊下があって頭をぶつけないように気を付けなければならない場所に‥‥
ここれは大阪天満宮にある渡り廊下ですが、子供の頃に見た時も思ったような気がします。
大人は頭をぶつけるだろうと。
どうしてこんなに低いんでしょうかね。
おそらく170cmありません。
それで少し昔の人の身長を調べてみる事にしました。
昔の人は身長が低かったと聞いていますが、180cmを超える人もいたと聞きますから、そんなに大きくは違わないでしょう。
そう思っていましたが‥‥
奈良平安時代は男性が160cmを越えてはいましたが、概ね160cm未満です。
明治時代は155cmくらいしかありませんでした。
まさかそんなに低かったのですね。
だったらこの高さで十分だったわけです。
調べてみると社殿が建てられたのが弘化(こうか)2年(1845年)だそうで、日本人の身長が最も低かった時なんですね。
通りで低いわけです。
もしもこの社殿が最近建てられたものだとしたら、こういった低い渡り廊下は無かったでしょう。
こういう所からも年代だとか時代の流れは感じられるのですね。