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2017年4月8日土曜日

【神社ブログ】大阪天満宮の十二支方位盤から分かる賢くなる為に必要な事 菅原道真に学べ

天満宮と言えば学問の神様である菅原道真が祀られている神社ですね。
受験前には学生が参拝に詰めかけ、沢山の絵馬が掛けられている様子を見る事ができます。

でも果たしてそれだけで菅原道真の力を借りて、受験に合格できるのでしょうか。
或いは賢くなる事ができるのでしょうか。
誰かと仲良くなる為にはその人を知り、歩み寄れる部分は歩み寄り、要所で価値観を同じにする必要があるでしょう。
ここは絶対に譲れないという部分では、価値観が同じで有る方が仲良くなれるのです。
菅原道真の力を借りたいなら、できれば仲良くなる必要があるのではないでしょうか。

では菅原道真が譲れない部分とは何処でしょうか。
私はこの十二支方位盤から見て取れると思うのです。


これは大阪天満宮の表門の天井にある十二支方位盤です。
これを見るとある事に気が付くと思います。
そう、酉が鶏ではなく鳳凰なのです。
どうして鶏だけがハブられているのでしょうか。
それは単純に、菅原道真は鶏が嫌いだからです。

その理由はこちらの歌から分かります。

『鳴けばこそ 別れを急げ 鶏(とり)の音(ね)の 聞こえぬ里の 暁もがな』

これは、菅原道真が都を追われ大宰府に旅立つ所で詠んだ歌だそうです。
別れを鶏にせかされ、鶏がいなければ良かったのに!という話ですよ。
つまりそういった所から菅原道真は鶏が嫌いとされているわけですね。
だから天神さんでは鶏を置かないのです。

いえ、酉年になると鶏がいたりするのを見た事がありますけれどね。
多分食べる為ですよ。{笑}

そんなわけで、頭を良くしたければ憎っくき鶏を食べるといいのではないでしょうか。
逆に牛は食べてはいけません。
菅原道真は牛を愛していました。
天満宮に行くと必ず牛の像がありますよね。


賢くなりたければ鶏肉を食べて牛肉は食べてはいけないのではないでしょうか。
あくまで天神さんに頭が良くなるようにお参りした場合の話ですけれどね。
それにまあ神様がそんな小さな事にこだわるとも思えませんから、あくまで気持ちですが。
受験生なら験担ぎ(げんかつぎ)してみるのも良いかもしれませんね。

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