子供の頃は、なんとなく色々な季節にお祭りがあって、それを楽しんでいました。
それら全てが楽しみで、毎年あるお祭りの多くに参加していました。
お正月には初詣に行き、9日から11日にはえべっさん、夏には天神祭りの花火を見て、盆踊りにも行きました。
楽しかったお祭りの記憶のそこには、神社がありました。
それはそうです。
お祭りとは神社の祭祀の事なのですから。
神に願い、神に感謝するのがお祭りです。
カーニバルとは本当は意味が違うのです。
カーニバルはカトリック(キリスト教)で行う謝肉祭です。
肉を断つ前の何日かを賑やかに祝う事です。
そこから『お祭り騒ぎをする催し』をカーニバルと呼ぶようになったのです。
お祭りのような事をする事がカーニバルであり、お祭りとはそもそも日本独自のものなのです。
日本にももちろんカーニバルはあります。
でも今でもお祭りの多くが、日本の伝統や文化として行われる、神社がかかわるものなのです。
もしも神社が存在しなければ、多くの祭りが失われる事になるでしょう。
だから日本では、神社は完全に無くてはならないものになっているのです。
無くても何かしら適当にカーニバルができると思っている人もいるかもしれません。
でもよく考えてください。
何かをする時、誰が一番大変ですか。
企画して計画を進める幹事です。
概ね誰もやりたがらないし、結局そこで話が終わる事が多いです。
しかしそれを毎年定例祭として行ってくれるのが神社です。
日本は内需が強いとか言われますが、こうやってみんなでやれる企画された祭りがあるから、お金を使う場が用意されているからお金が回るのです。
神社は、人々がやりたがらない幹事を引き受け、日本に経済効果ももたらしているのです。
そうでなくても楽しい祭りをやってくれるのだから、神社の重要性が分かると思います。
日本の楽しい祭りは神社があるおかげです。
そんな神社を、私はとても大切なものに感じますね。