神社巡りをしながら、お寺も見かけたら写真に撮るようにしています。
でも神社と違って、なかなか中に入ってまで写真を撮る事は難しいですね。
一つは門が閉まっていたらまず入れません。
友人にお寺をやっている人がいて、その友達のお寺なら門が閉まっていても入る事はできます。
親戚のお墓もあるので、お墓参りという事なら何も問題がないのです。
でも見学や写真を撮りたいという理由では、入ってこられても困ると思うのです。
だから写真に収めるお寺の条件としては、やはり門が開いている事が最低限の条件となります。
その上で、中まで入って写真に撮りやすい寺院の条件について少しお話しようと思います。
これは日蓮宗雲雷寺というお寺ですが、規模が大きくて鐘もあります。
規模の大きなお寺は自由に入れるように解放している所が多く、その目印になるのが鐘です。
だから街を歩いていて鐘があると、『もしかしたら入って写真が撮れるかもしれない』と思いますね。
鐘があるから大きいと断言もできないですし、入れない所も多いですが、多少判断材料にはなるかと思います。
次に考えるのは、『良いお寺ならきっと快く迎え入れてくれるだろう』という考えから、菊の紋章の付いたお寺は入りやすいです。
菊と言えば天皇家の紋章ですから、日本国民なら親戚の家にお邪魔するようなものです。
今の日本人のほとんどは過去の天皇の血を引いていると言われているので、どこかでつながっているのと言えるでしょう。
人類皆兄弟というのは言い過ぎですが、日本人皆親戚というくらいは言えてしまうのです。
そんな天皇を大切にしているお寺なのですから、絆を大切にする良いお寺だと考えられます。
これは入りやすいですね。
ちなみにこのお寺は真言宗摩尼山持明院です。
続いて真言宗摩尼山持明院の跳び狛犬と、元有栖川宮家勅願所曹洞禅宗稱號山妙壽禪寺の狛犬写真ですが、とにかく狛犬がいると安心します。
神仏習合の名残なのかどうかは分かりませんが、神社としての機能といいますか風習が残っているのでしょうね。
そう考えると半分は神社です。
神社は日本人にとっては公園のようなもので、気軽に入れるというものです。
※スポーツをしたり遊んだりする公園の意味ではないですよ。
死者を弔うお寺ですから、そもそも気軽に入れるような所ではありません。
しかし日本風に変化したり、神仏習合で神社的要素を含んだりして、お寺はそれなりに自由に出入りできる所となっています。
全部が全部そうではないので入りづらい所も多いわけですが、この辺り見ていけば、お寺を見学したりする事もできるのではないでしょうか。
まあこれはあくまで私の勝手な判断要素なわけですが、そんなに外れてもいない気がします。
参拝がコースに含まれているようなお寺には、意外と中に神社も有ったりしますしね。
もちろんそうでないお寺にも良いお寺は沢山あると思います。
これからも自分なりにお寺を見て、より多くのお寺を紹介していきますね。