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2017年5月22日月曜日

【神社ブログ】どうして神社の拝殿は南向きが多いのか?逆に違う方向を向いているのには意味があるのか?

以前聞いた事があります。
神社の拝殿(本殿)は南向きに建てられているというのです。


その理由としてハッキリ言われているのが、太陽、つまり天照皇大神に背を向けないという話です。
日本での最高位の神様は天照皇大神であり、これは納得がいく理由です。

他にも参拝者は、逆に太陽と共にという話もあるかもしれません。
古事記の中で、 彦五瀬命が言っていました。
『日の神の御子なのだから敵を太陽の方角に置いて戦うのはよろしくない。太陽を背にして‥‥』
つまり参拝者は太陽と共に参拝した方が良いという考えです。
ちなみに我々日本人は、概ね天皇の血が流れていると言われています。
人口が少なく天皇が何人も子供を産んでいた時代から二千年続く日本です。
何処かで血が入っている可能性は限りなく高いのです。
天皇でなくても、天照皇大神から考えればほぼ間違いないと言えるでしょう。
天照皇大神は我々のご先祖様でもあるのです。

鳥居の色が関係している可能性もあります。
鳥居から入り参道を真っすぐいって拝殿というのは普通の神社の形です。
鳥居の色を四神に合わせるという話もあり、朱色の鳥居は南に置く事になります。
朱雀の方角ですね。
その他風水の観点から鬼門を守る為の神社だったり、役割が有ればその方角を向いている事もあるようです。
ちなみに本来の白い鳥居は白虎の方角で西となります。

何も無ければ神社は基本的には南を向いているようです。
だから私が南に向かって神社巡りをすると、概ね裏門に当たってしまうのですね。{苦笑}
北側に向かっていく場合は大抵表参道を通って参拝できます。

そんなわけで、多くの神社は南向きです。
ただし他に理由がある場合には様々は方角を向いていますので、南向きではない神社が有れば、そこに疑問を持って理由を調べるのも面白いかもしれませんね。

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